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ブログを立ち上げての初投稿。何を書こうかと迷いました。木の事、家具の事。

書きたい事は多くあるんですが、いきなりだとヘビーな内容だし僕としても楽しくない。

でもせっかく発信できるツールがあるのだから、自分達の事を知って欲しい。

 

なので今回は、LEON代表であり造り手でもある福原について書く事にしました。

あくまでも僕の主観的な見解になりますが、そう外れていないようにも思います。

写真の通りむさ苦しい顔の男(ブログに乗せる写真だと言ったらこのポーズに)ですが、「伊織」という綺麗な名前を持っています。
彼を知る人はどういう印象をお持でしょうか。
初めて見た方は?たまに、福原と僕が似ていると言われますが、僕の為に全く違うという事を明言しておきます。

 

福原を一言で表すとしたら「とことん真面目」です。
この顔からは想像がつきにくいですが、女性に対しては紳士な面があります。
真面目すぎる部分もありますが、家具造りに関して言えば大きな才能であるとも言えます。

 

家具造りにおいては、世間的な一定の基準なんてものがあやふやだと感じています。
技術・知識・発想力。これらに関してはもちろん必須ですが、造り手がどこまで拘るか、どこで妥協するか、してしまうのかの戦いだったりもします。
その点、真面目な福原は妥協点はそうとうに深い。と言うより、拘りが強く妥協を知らないと表すのが正しいかもしれません。これは会社内において圧倒的な信頼となっており、営業をする上でも大きなアドバンテージにもなります。

 

さてさて、突然電話をかけてきて見付けたカマキリの大きさを自慢したりするお茶目(迷惑)な福原ですが、かなり調子に乗りやすい性格をしています。
ここまで褒められた彼は、今かなりニヤニヤしているでしょう。
僕も彼に面と向かってこんな事は言わないので少し恥ずかしくなってきました。

写真は福原が鉋で天板を仕上げているところ。
この「鉋(かんな)」と呼ばれる道具ですが、これにも強い拘りを持っています。自他共に認める鉋バカである福原。
鉋の話になると、突然スイッチが入ります。
彼に鉋の話しをする人が偶にいますが、質問をする時にはそれなりの覚悟が必要です。
時計の長針が一周二周するくらいは平気で話します。
質問をするのは自由ですが、途中で後悔して僕に視線で助けを求めるのはルール違反です。
かなり面白い話しではあるし、知っておくと家具を楽しめる要員になるのも事実。
なので、質問は自己責任でお願い致します。

 

福原の性格が特に反映される工程が仕上げです。
仕上げの話しをしていると僕なんかは眩暈がします。
その中でもひたすらに速さを追及するあたりに、彼の変態振りが伺えます。
家具工房LEONの造り手である福原の性格が変わらない限り、品質という点で悩む事はなさそうです。

 

オフの時にしてくる話は、釣りか下ネタです。むしろ釣りの話しの中に無理やり下ネタを放り込む。

まったく、とんでもない変態だアイツは。やはり僕とは大違いです。

 

その②へ続く。