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最近パドックの鉋がけをしていて思ったことがあります。

 

私はパドックを誤解していました。

今までLEONでは南アフリカ地方の木はブビンガを使用することが多かったんです。だからブビンガのイメージをそのままパドックに当てはめてしまっていて、加工する前はとても硬い!しかもパドックは交錯木理で鉋をかけた際は逆目がとまらなさそうなイメージでした。

ですが、いざ削ってみたら繊維がもろく柔らかく感じました。

じつは最初気合いを入れて鉋を研いだのはいいんですが、生意気にも1枚刃でパドックに挑戦。

その結果、ゆっくりデリケートに鉋をひいたのにも関わらず、『バリ…バリ…』と見事な逆目をだしてしまいました。

開始10秒で心が折れそうになったとき、福原が横でお手本をみせてくれました。こういうときだけは頼りになる。

彼いわく、

単純に、逆目がでたら裏金を効かせればいいだろ と。

さすがです!その通りです!当たり前のことを忘れておりました。

そのアドバイスがあったおかげで、その後は信じられないくらい順調に逆目を出すことなく無事に鉋がけを終了。

パドックのおかげでまた一つレベルUPを実感できました。

今回はみつろうオイルで仕上げています。

無垢材の質感を際立たせる最高の仕上げ。そして、とてもナチュラルで人間にも優しい仕上げです。

こんな立派なテーブル、羨ましいですよね。

納品が楽しみだな~